*あおいのママとパパは2006年10月7日、第15回藤沢市民集会にボランティアスタッフとして参加しました。約100人の皆さんが会場に足を運んでくださいました。その際、講演された拉致被害者 市川修一さんの義姉・龍子さんがお話の中で、修一さんのお母さんのトミさんが初めて短波放送“しおかぜ”に乗せるメッセージの原稿を書かれたということで、それを代読・披露されました。その部分をご紹介致します。市川トミさんは昨日11月15日に91歳で永眠されました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
【拉致被害者 市川修一さんの義姉・龍子さん】
そして私の義母、修一の母はもう90歳を過ぎたんです。家族会発足から9年です。私も声をからして叫んで叫んで叫んでまいりました。色々、悔しさとか悲しさとか色んなことを述べてきましたけれども、今回ですね、義母が、北朝鮮に向ける短波放送“しおかぜ”をご存知でしょうか?あの短波放送に主人が前回(メッセージを)乗せたんです。それで「お母さん、乗せてみないね?呼びかけてみないね?」と言ったら「うん」って言ってくれたんです。初めて母が原稿を書いてくれましたので、それを読ませていただきます。
*'06 10/7 第15回藤沢市民集会より
【拉致被害者 市川修一さんの母・トミさんのメッセージ】
修一、お母さんですよ。「修一!修一!!」と叫び続けて丸28年が過ぎました。お母さん、生きていくのも大変な毎日です。人には涙を見せなかったけど、一人になると涙は滝のように流れる。修一の使っていた物は見る勇気もなく、一人で泣き続けましたよ。
北朝鮮の元工作員だった方と会い、修一のことを色々お話してくださいました。修一が北朝鮮で生きていてくれたことを聞き、お母さんはもううれしくてうれしくて、それから毎年毎年、今ではもう着られそうもないかもしれないけど、修一の洋服を出して思い出しながら虫干ししていますよ。
お母さんは北朝鮮の38度線の鉄柵の前まで行って、大声で修一の名を何度も何度も呼びましたよ。お父さんもお母さんも90(歳)を過ぎましたが「元気な姿で修一を迎えてやりましょう」と、お父さんと励ましあって生きていますよ。修一もるみ子さんを励まし、二人揃って会える日を楽しみにしていなさいね。修一たちに会える日を一日千秋の思いで待っています。
今度、安倍さんが首相になられました。拉致問題に一生懸命に取り組んでくださっています。必ず解決してくださる方です。だから修一、体を大切に大切にしてくださいね。修一とお母さんの心は必ず通じ合っています。必ず会える日がきます。一日も早く会いたいね。お母さんどんなことになってでも待っていますからね。るみ子さんと二人揃って必ず生きて生きて生き抜くんですよ。機会があったらまた短波放送に乗せてもらいます。
我が家の柿や栗の実もたくさん生りましたよ。
【拉致被害者 市川修一さんの義姉・龍子さん】
これを(特定失踪者問題調査会理事の)杉野さんに託したいと思います。また母の生の声を乗せていただいて、必ず修一に届くと思って、たくさんこれからも持って行きたいと思っています。
*しおかぜ通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
*カテゴリ「拉致被害者 市川修一さん」
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