*写真はあおいのママの撮影です。(ぼけてしまいました)
*2004年9月17日に九段会館で行われた緊急国民集会での、特定失踪者 藤田進さんの弟・隆司さんの講演要旨レポートです。当日は3500人の方々がお集まりくださいました。(人数は主催者側発表)聞き取りに間違いやカン違いの可能性もございます。どうぞご了承ください。(・・・は聞き取り不能です)
【特定失踪者 藤田進さんの弟・藤田隆司さん】
皆さま、初めまして。私は藤田進のひとつ下の弟・藤田隆司と申します。よろしくお願い致します。(拍手)兄・藤田進は今から約28年前、昭和51年2月に埼玉県川口市の自宅を出て未だに家に帰って来ておりません。兄は家を出る時「明日洗濯は自分でするよ」と言って出て行きました。当時19歳、東京学芸大学の1年生でした。そして将来体育の先生を目指していたわけです。
当時母を4年前に亡くしていまして、私と父は悩みました。何で帰って来ないのか?何かトラブルに巻き込まれたのか?自殺したんじゃないのか?家出したのじゃないか?やむにやまれぬ何か理由があったのではないのか?とずーっと悩んでまいりました。そしてすべて悩み尽くしたというふうに思っていたわけです。
ところが迂闊にも北朝鮮による拉致ということだけは何故か考えなかったんです。しかも蓮池さん・曽我さん・地村さん5人が日本に帰って来たその時でさえ、まだ兄の失踪と北朝鮮による拉致というのが結びつかなかったんです。ごく一部の北の悪人がたまたま犯した突発的な誘拐事件だというふうにその当時思っていました。
川口(市)という所は海から離れている、しかも日本海側からも相当離れている、どうして拉致できるのだろう?拉致なんてできるわけがない、というふうに、まだ5人が帰ってきた時もそう思っていました。しかしその後色々話を聞いて、これは一部の犯行ではなくて、北朝鮮の国の政策として日本人拉致が長期間組織的に計画的に、日本全国どこでも海外でも拉致を行っていた、ということがわかりました。
そして「兄ももしや拉致かもしれない」ということで、約1年前に特定失踪者問題調査会に届け出をしました。そして先月、北朝鮮から流出した(写真を指して)右側の写真ですね、それが東京歯科大学の鑑定の第一人者橋本先生によりまして、私の兄「藤田進である」という鑑定結果が出ました。兄はやっぱり思った通り北朝鮮にいた、北朝鮮に拉致されていたんだ、ということです。失踪して28年、初めて出てきた兄の唯一の証拠です。
そして先月北朝鮮から流出した(写真の)兄と、特定失踪者と呼ばれている拉致の疑いがある失踪者が、今、荒木先生からもお話がありましたが420名もいます。「警察はその2倍以上把握している」と私は聞いています。すべてが拉致でないにしろ、自殺や家出が考えにくい失踪がこれほど多く未解決のままでいるということです。このことは北朝鮮拉致事件が明らかになる前まではあまり知られていませんでした。私も知りませんでした。
忽然と失踪した多くの人がいることをぜひ知っていただきたいと思います。(拍手)私の兄も特定失踪者の一人です。死んだと諦めかけていた自分の家族が北朝鮮に拉致をされ、今も生きているかもしれないと思えばきっと皆さんも私たちと同じことをするだろうし、同じように訴えているだろうと思います。
拉致された人たちはごくごく普通に生活していた日本人です。日本の若者です。400名を越える特定失踪者のことを忘れないでください。(拍手)・・・ずっとずっと待っている人が大勢いることをぜひ知ってください。(拍手)北朝鮮のどこかでじっと今でも助けを待っている、苦しんでいる多くの日本人がいることを、皆さん一日一秒でも二秒でも思ってください。(拍手)
日本は北朝鮮の現政権に対して「すべての拉致した人を即刻安全に解放せよ!」とぜひ強く迫ってほしい。(拍手)そして「すべての拉致した日本人を母国日本に帰せ!」と全世界に発信してほしい。(拍手)日本の政治家を始めとする指導者の皆さん、日本国民のこうした総意・民意をぜひ日本の代表者として北朝鮮に立ち向かってください、お願いします。(拍手)
そして会場の皆さま、拉致に関心をお持ちの皆さま、この問題をもっともっと広めてください。拉致問題の全面解決、拉致被害者全員救出のためにこれからも力を貸してください。(拍手)私は日本人の一人として、それから藤田進の唯一の弟として、自分にできることはこれから何でもやっていこうと思います。よろしくお願い致します。(大拍手)
*特定失踪者問題調査会
http://www.chosa-kai.jp/




